はこだて櫻珈琲舎

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  • 函館が舞台ということで、待ちに待った1冊。
    読み始めて、あっという間にこの作品の空気にどっぷり浸り始めていた。
    受験の失敗と家族との関係から箱館にやってきた奈緒子。
    彼女が訪れた櫻珈琲舎がある地域は何度も足を運んでいてなじみ深いあたり。
    あぁ、あのあたりに櫻はあるのか、と。
    遠い親戚であるゆきさんを訪ねてみれば、彼女はすでにこの世の人でなく、そこにいたのは正体不明!のイケメンマスター。
    なんて、なんてそそられる展開。
    そのマスターが、あの有名な、あの人にそっくりだなんて、テンション上がる!ミズホさんのような歴女なら、なおのことだわ。信長公にそっくりな、出自不明な人がいたら、なんて思うだけでキャーってなるもの。歴史の浪漫♪
    なんだか、いろんな事件がありつつも、櫻珈琲舎は続いていくのだ。
    あぁ、函館に帰りたい。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1991年、ミステリ作家としてのデビュー作『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となる。著書に、『建築探偵桜井京介の事件簿』『龍の黙示録』『黎明の書』『レディ・ヴィクトリア』『イヴルズ・ゲート』シリーズなどがある。

「2022年 『レディ・ヴィクトリア完全版1〜セイレーンは翼を連ねて飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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