社会人になるということ

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  • 幻冬舎メディアコンサルティング
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  • / ISBN・EAN: 9784344999084

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  • 「働く」とは何か?この本を読む前の私の答えは、「自分自身の成長のため」であった。
    読了後、そう考えていた自分中心の考えが少し恥ずかしくなった。

    仕事の本質は得ることではなく、「人の役に立つ」ことだ、と著者の山藤賢さんは言う。
    確かに、人の役に立ったり、幸せを与えることなくして、自分だけが何かを「得ようとする」態度は傲慢だ。

    また、山藤さんは「信念」を持つことの大切さも訴えかけている。
    信念を持っている人は、過剰に他人に左右されることはないし、どんな仕事をしようが頑張れる。

    「今頑張れない人間は、一生頑張れない」
    これは当たり前の事だが、実行し、継続するということはとても難しい。

    春から私は社会人になる。

    社会人前のこのフワフワとした時期に読むには丁度良いだろう。
    また仕事をはじめてからも、何かにつまづいたとき、もう一度開いてみたいなと思える本であった。

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著者プロフィール

山藤 賢(さんどう まさる) 
医療法人社団昭和育英会理事長。昭和医療技術専門学校学校長。医学博士。
1972年東京都生まれ。昭和大学医学部、同大学院医学研究科外科系整形外科学修了。日本臨床検査学教育協議会副理事長、短期大学専門学校部会会長なども務める。Jリーグ、サッカー日本代表各世代のチームドクターを歴任。サッカー日本女子代表・なでしこジャパンではオリンピック、ワールドカップなどを共に戦い抜いた。現在は東京都サッカー協会医学委員会委員長、東京2020オリンピック・パラリンピックでは現場のメディカルアドバイザーを務めた。著書に『社会人になるということ』(幻冬舎)、関連書籍に『「氣」が人を育てる』(藤平信一著/ワニ・プラス)などがある。

「2021年 『森のような経営 - 社員が驚くほど自由で生き生きする。「心理的安全性」に溢れた組織づくり -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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