ACミラン メディカル・トレーナー。日本体育協会公認アスレティックトレーナー。はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師。1961年静岡県生まれ。20歳のときに膝を怪我したことを機にトレーナーの道に進む。1991年より清水エスパルスのチーフトレーナーとして勤務。1999年に元イタリア代表のマッサーロに招かれて、イタリアに渡るとACミランのトレーナーとして勤務する。日本人がイタリアサッカー界で働くこと自体異例といわれる中、16年間、監督・メディカルスタッフが代わってもクラブと契約更新ができるほど、選手からの絶大な信頼がある。その治療はチームメイトから「遠藤チェック」と呼ばれ、試合の前日には、多くの選手が遠藤のチェックを受け、試合に臨んでいる。在籍16年間のチームの成績は、セリエA優勝(2003-04年、2010-11年)など名実ともに、ミランの黄金期を支えた。2015年6月に16シーズン務めたACミランを退団、7月より千葉市の鍋島整形外科を拠点にスポーツ医学の発展や地域振興への貢献の道を探るなど次なる挑戦を続けている。
「2015年 『一流の逆境力』 で使われていた紹介文から引用しています。」