女優、作家。1968年11月29日、パリ生まれ。16歳のデビュー作で初主演した映画『ルージュ・ベーゼ/15歳の恋』で第36回ベルリン映画祭女優賞受賞。日本で公開された映画には『オルランド』(1992年)がある(サーシャ皇妃役)。
2005年、初の自伝『血のなかに愛』を出版して、17歳でのHIV感染と34歳での心臓移植を告白。2008年、同作のテレビ映画化で主演をつとめて話題になる。2011年、2冊目の自伝『見知らぬ心臓』で心臓のドナーの夫との恋を告白。2012年、3冊目の自伝『N’oublie pas de m’aimer』で恋のその後の行方を発表。自伝はいずれもベストセラーになり、2013年、芸術文化勲章のシュヴァリエを受賞。現在、財団『命の移植』代表として移植臓器提供の促進に力をそそいでいる。
「2013年 『見知らぬ心臓』 で使われていた紹介文から引用しています。」