看取り士

著者 :
  • コスモトゥーワン
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感想 : 1
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  • 楽天 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784877952594

感想・レビュー・書評

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  • 先日、出版記念講演に言った際に購入した柴田久美子さんの『看取り士』。
    柴田久美子さんは、この春に三冊の本『ありがとうの贈り物』 (2013/3/28)、絵本『ありがとう おばあちゃん』(2013/4/1)、そして本書『看取り士』(2013/5/8)、を上梓されている。

    これ以前の本は読んだこと無いのだけども、『ありがとうの贈り物』は先日読んで、感動した。
    以前、講演で触れられていた内容も記載されていて嬉しかった。

    『看取り士』にも、あたたかな、そして大切な話が盛り込まれていて、人にも勧めたい良い内容だった。
    ただの、感動話だけではなくて、生死のリアリティ、看取りのリアリティにも触れておられると感じた(もちろん、人の死はそれだけで感動的な物だとは思うのだが)。

    巻末には、長尾和宏医師、岩田千佳医師とのそれぞれの対談が載せられていて、お茶目な一面も伺えた。

    そういえば、柴田さんはいつも笑顔だ。

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    【内容紹介(amazonより)】
    「看取り士」とは、文字通り旅立つ人を看取る人のことです。
    住み慣れた自宅や本人の希望する場所で自然な最期を迎えたい人に、24時間より添い、旅立ちを支援します。
    幸せに死ぬためにはどうしたらいいのか・・・
    生きる意味、死の意味に気づいていただければ幸いです。
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    【目次】
    第1章 看取りの瞬間
    第2章 お金では買えない最期の贅沢……看取り士
    第3章 病院で死ぬしかない日本の制度
    第4章 平穏に死ぬための準備をしよう
    資料編:柴田さん頑張れ!!
    ・医者が一番知らない平穏死(長尾和宏医師に聞く)
    ・融合医療を目指して(日本心身医学会専門医 内科医師 岩田千佳)
    あとがき
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著者プロフィール

島根県出雲市生まれ。
一般社団法人日本看取り士会 会長
平成14年に病院のない600人の離島にて、看取りの家を設立。
平成22年に活動拠点を本土に移し、現在は岡山県岡山市で在宅支援活動中。
全国各地に看取り士が常駐する「看取りステーション」を立ち上げ、
“看取り士”と見守りボランティア“エンゼルチーム”による新たな終末期のモデルを作ろうとしている。また、「死の文化」を伝えるために講演活動を行っている。
平成31年3月 おとな・こども食堂「ももたろう食堂」開設。
令和元年9月には、死生観を伝える映画「みとりし」を制作。全国ロードショー。
令和2年4月、株式会社日本看取り士会設立 同代表取締役。
セコム株式会社と連携をした見守りサービスなど、新たな派遣サービスをスタートさせた。

「2023年 『看取りはいのり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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