本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
平仮名と片仮名は混じ合って、読みはちょっと難しいだ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的には太宰の思想的なものの詰め合わせの作品に思えた。短いけど太宰の「秋」に対する捉え、見方が沢山書かれてる。秋に関係ないことも書いてあるけど、これも季節の思想なのかもみたいなこと言ってるのが印象に残った。あと、悲惨と情慾はうらはら、という言葉は太宰の人生観をよく表しているような気がする。そんなに覚えてないけど太宰の女達はみんな悲惨をどこかに抱えているし、それに太宰は惹かれているところが大きいと思うから。
夏に潜む秋の性質が、今でもその通りだと思ったし、9月辺りにいつのまにか秋になってきたねーとよく聞こえてくるような会話にさえこれからは面白さを感じてしまうなと思う。 -
秋についての小品。
夏にひそむ秋の描写がいい。
太宰が秋を「曲者」と言うのは意外。
全5件中 1 - 5件を表示