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- ブックライブ ・電子書籍
- / ISBN・EAN: 9784043836420
感想・レビュー・書評
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な、なんだこれ・・。自分の感性が古いのか、日本の出版界が新しいステージに突入したのか。ちょっと未経験の読書体験をしてしまい、戸惑いを隠せません。
まず、シリーズものを目指しているのは分かりますが、ならば最も力を入れるべき1巻目に、何故外伝が如く主人公の過去を紐解くところからスタートしているのか?主人公に興味が湧く前にこれをされても、退屈で仕方がないです。もっとも、作中に出版社からシリーズ化を約束されたかのような、実名団体の偏った宣伝文句が散りばめられているので、こういった手法も可能なのかもしれませんが。
そのうえ、ミステリでありながら、薀蓄は並べるが謎は解かないという新しい手法も、どうにもついていけなかったです。しかもラストは唐突に、伏線もなく次巻からファンタジーにも突入! てな雰囲気で終わってますし・・もう、何もかも新しすぎです!
しかし、自分は特に新し物好きでもないので・・次のステップには進まないでしょうけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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