良本です。
まさに同じ悩みを抱えていました。
めっちゃ欲しいわけでも無いけど、私は要らないわなんて主義主張も無く、生物学的なタイムリミットはあるし、パートナーと温度差があればあるほど余計に自分がどうしたいのか迷走する。
100%母子健康なんてことはなく、命をかけるのですから。
この本のどの部分に共感できるか、本当に人それぞれだと思います。
産むか産まないかの選択を完了しても、育児に関する悩みは次から次へと、それこそ子が成人するまで生まれ出るでしょう。
「不安の9割は起こらない、まだ起こってもいない問題に悩むな」とは鉄板の教えですが、こればっかりは強制的に休職を余儀なくされ、入院が待っており、「ちょっとタンマ」がきかない新生児育児へと雪崩れ込む。
事前に悩んで決めるしかない、人生最大の難問なのかもしれません。
心の天秤が完全に水平で硬直してしまっている方、ぜひご一読を。
賛同できない意見ももちろん掲載されていますが、それも含めて先人たちの悩みの過程と下した結論が読めます。
膠着状態、思考停止、焦りばかりが…という方はぜひ手にとってみてください。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月1日
- 読了日 : 2023年6月27日
- 本棚登録日 : 2023年6月27日
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