マドンナ・ヴェルデ

著者 :
  • 新潮社 (2010年3月1日発売)
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本棚登録 : 2472
感想 : 362
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「ジーン・ワルツ」を読んだ後は、理恵の医療行為に最後はもやもやし、なんだか続きの「マドンナ・ヴェルデ」が気になって読んでみた。

そしたら私的には「マドンナ・ヴェルデ」の方がはるかに面白く好きでした。
理恵の行なった医療行為には理解に苦しむが、医師としての怖いくらいの向上心と自分だけの利益の為では無かったことが書かれていて、少し好きになれました。

でも一番は母親のみどりが、娘とお腹の子の母親としての心情がとてもよく伝わってきて楽しく読めました。

「ジーン・ワルツ」で甘利さんの出産後を知ってるだけにそこは最後切なくなったが、
ラストのユミの理恵とみどりに対する対応には
ナイスアシスト!と思った!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月10日
読了日 : 2021年11月10日
本棚登録日 : 2021年11月10日

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