ちびねこ亭の思い出ごはん たび猫とあの日の唐揚げ (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社 (2022年8月9日発売)
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本棚登録 : 221
感想 : 11
4

280ページ
620円
4月24日〜4月25日

書店員の颯太に初めての恋人ができた。やさしくてきれいで聡明で、目が不自由なことなど気にもならなかった。勇気を出してのプロポーズ。だが、期待していた答えは返ってこなかった。そして、帰り道で事故に遭った彼女はそのまま亡くなってしまう。無気力な日々を送る颯太に、彼女の職場の後輩がちびねこ亭を教えてくれる。

死んだ人に必ず会えるとは限らないという、会えないパターンの話もあった。きっと今後またいつか会える話もあるのだろう。パターンがきまっているのに、不思議と読んでしまう。死んだ人がどう思っているのか、残された人がどう生きていくのか、生きる意味を知りたくて読んでいるのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月13日
読了日 : 2023年4月25日
本棚登録日 : 2024年4月13日

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