銀の枝 (岩波少年文庫 580)

  • 岩波書店 (2007年10月16日発売)
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本棚登録 : 210
感想 : 19
3

ローマン・ブリテン四部作の2作目。


今度の主人公は、若い百人隊長「フラビウス」と、下級軍医の「ジャスティン」。
2人は遠い親戚で、1作目のマーカスの子孫です。

軍隊で出会い、親戚だと分かって親友に。
ある日、彼らが仕えるブリテン皇帝カロウシウスに対する、皇帝の右腕「アレクトス」の計画する陰謀を知り、告発しようとするのですが左遷されてしまいます。
そして陰謀が現実のものとなり、アレクトスに抵抗する勢力が生まれて行きます。
フラビウスとジャスティンの友情、周囲には魅力的な人物も登場し、楽しく読めました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代物ミステリー
感想投稿日 : 2016年7月8日
読了日 : 2016年7月6日
本棚登録日 : 2016年7月8日

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