ジュリーの世界 (ポプラ文庫 ま 11-1)

著者 :
  • ポプラ社 (2023年9月5日発売)
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本棚登録 : 96
感想 : 8
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作品全体としては強く印象に残る、といった類いの本ではないが、自分が生まれた頃の京都はこういう空気だったんだな、と追体験する意味では読めて良かった本であった。

あとがきで著者は「ヒポクラテスたち」にエキストラとして参加した、との事。そのエピソードを元にした作品を読んでみたいと思う。

因みに、
① みんなわざわざ「河原町のジュリー」と「河原町」を入れて言っていたのだろうか?自分だったら樹木希林よろしく「ジュリ~~」だけで済ますのだが。本家本元が許しが出ないだけかも。
② サザンのデビュー直後についても割いてえかかれている。そうなんだよな、デビュー後何年間はツアーに次ぐツアーだったんだよな、と。旅姿六人衆である。

紀伊国屋書店阪急グランドビル店にて購入。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月29日
読了日 : 2023年10月1日
本棚登録日 : 2023年10月29日

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