つきをなくしたクマくん

著者 :
  • 文溪堂 (2022年5月19日発売)
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本棚登録 : 205
感想 : 14
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読書感想文低学年の指定図書で子どもが借りてきました。

とっても可愛いお話の絵本。
まさかクマくん(ツキノワグマ)の胸の「つき」が無くなるとは思わなかったよ。
絵本らしい物語展開で、童心にかえります。

クマくんと、女の子の掛け合いについつい
『あるー日、森の中♬』と頭の中で童謡が流れましたが、そんな感じのほのぼのなお話で、
優しさと思いやりとそんな日常から得られる幸せのお話。

絵本らしい絵本で、逆に言えば分かりやすい題材のようなものやメッセージ性はそんなには強くない。
これを低学年の子が読書感想文書くのは難しいなぁと思ったけど、そんな風に得られるメッセージを考えて考えて…という大人ではなく、素直に感じ取れる子供だからこそ感じるものがあるのかもしれないね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年7月20日
読了日 : 2023年7月20日
本棚登録日 : 2023年7月20日

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