狐木雨論=白百合久生は気付けてニヤニヤしながら読んでたのだけど、まさかさらに=夢川蘭まで乗っかってくるなんて……
(半分だけだけど)叙述トリックがバレバレの状態で読んでも面白かったのは、やっぱり各密室に使われた物理トリックが残っているからで、そのあたりはさすが物理の北山
状況だけでワクワクさせる密室を作り出す能力は相変わらずです
密室トリックも良い意味で大味な感じとか大好き
終章の犯人の告白によると、実現可能らしいしね(笑
『「瑠璃城」殺人事件』のセルフ再利用トリックもファンには嬉しい仕掛け
物語終盤から、記憶に残る名台詞のパロディらしきものが散見されて、そこも楽しかったです
「あなたが……犯人だったんですね……」
「――狐木雨論です」
閉幕-カーテン・フォール-
みたいなね
パラパラと見返して適当に抜粋してみたけど、まだまだ自分の気付けていないネタもたくさんあるんだろうなー
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2022年8月31日
- 読了日 : 2022年8月27日
- 本棚登録日 : 2022年8月21日
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