フラン学園会計探偵クラブ Report.1 (角川文庫 や 37-8)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年1月23日発売)
本棚登録 : 352人
感想 : 39件
なんだか、この本の後書きにあるようになってしまった。以下は後書きから。
“わが国は会社員に対する源泉徴収や年末調整などあらゆる手段を駆使して、国民に税金知識を与えないようしてきた。マスコミを含めてロクに税金知識がない奴らばかりだからこそ、落ち着いて税金の議論を行えるのだ。『無知な国民から金額も知らせぬまま知らず知らずのうちにむしり取る』、これこそが国家運営の理想だ”
キャラやストーリーは前作の『女子大生会計士の事件簿』からの引き継ぎあったり、会計ミステリーが税金ミステリーに変わっています。一応、人の死なないミステリーですね。
ミステリーとしての話の作りは他のミステリー小説と比べると微妙なところもありますが、これで会計や税金に興味をもってもらう事が大事らしいのでいいと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月21日
- 読了日 : 2012年8月21日
- 本棚登録日 : 2012年8月16日
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