群像劇的な色合いが強い第4巻。龍斗、月愛、海愛の関係に結論が出され、今後はこの三人のすれ違いは起こらないだろうと思うと一安心。その過程で明らかになった、大人びて見える月愛の「幼さ」の理由には胸が締め付けられる思いがしました。一方、ニコルとのやり取りで月愛が龍斗への本当の気持ちに気付いたことを心から祝福したい。月愛が呟いた一言から彼女がどれだけ嬉しいのかが伝わってきて、とても感動しました。今回の出来事を通じて月愛も龍斗も一歩先の関係を意識し始めたようですが、さて、どうなることやら。続きがとても楽しみです。
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- 感想投稿日 : 2022年8月5日
- 読了日 : 2022年2月24日
- 本棚登録日 : 2022年8月5日
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