大切なことはすべて日常のなかにある

  • かんき出版 (2016年12月7日発売)
3.68
  • (6)
  • (3)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 168
感想 : 9
5

断捨離でお馴染みのやましたひでこさんと、カウンセラーのおのころ心平さんが、日常の中に潜む大切な考え方、生き方を108の項目に分けて言葉にした一冊。

暮らし、モノや空間、ココロとカラダなど、章分けされており、興味のある部分からパラパラと読める。

一貫して、積極的に能動的に行動しよう!という前向きな力が感じられ、元気付けられた。
また、私たちを取り巻く全ては流れて変わるということも。体もココロも住まいも循環させる大切さも感じた。

一気に読むより、大切にちびちび読んだり、手元に置いてゆっくり読むのがいい本だと思う。

以下心にとまった言葉

12 モノのつまりは思考のつまり。
18 「ただいま」と「おかえり」は家族がお互いの心や体調を確認する大切な日常習慣。
33 信じて期待しよう。期待は執着。
35 不機嫌は無意識からやってきて、ご機嫌は意識からやってくる。
65 日常にまさるセラピーはない。薬局は台所、食べ物は薬。病院は寝室で入院は寝具。
86 何かを取り入れることは熱心で出していくことは怠る。いかに出すかを考える。
94 「たとえ明日世界が滅びようとも、私は今日もりんごの苗木を植えるだろう」マルティンルターの言葉

答えはそばにある。
安心して、どんな問題が起ころうと、ちゃんと向き合った時、答えは必ず用意されている。という最後のおのころさんの言葉、最後に読むと納得。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年10月15日
読了日 : 2018年10月15日
本棚登録日 : 2018年10月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする