いやな感じの話だったなあ。(いい意味で)
地域に1人はいそうな謎のおばさん(おじさん)とか、職場の人間関係とか、手のひらを返す人々とか、上司との不倫と無言電話とか、社会の中で実在する、座りの悪い気持ち悪さをキュッと詰め込んで読みやすくしたような。
黄色いカーディガンの女の存在も、ヒヤリとまではいかないちょっとした気持ち悪さがある。
終わり方もちょうどよくて、トリックすぎず、謎めきすぎてもいない。
作者のあとがき(エッセイ)を読むと、逆で天才なのかと思うよこの方。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月4日
- 読了日 : 2023年10月4日
- 本棚登録日 : 2023年10月4日
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