世界のお菓子を出してくれるカフェのオーナー円と元同僚の常連客瑛子が軸に話が短編で進みます。
お客さんのさりげない悩みに寄り添いながら、気づいたら本人自身の力で立ち上がっているっていいですね。
しっかり最後の結末まで書かれているものと、曖昧なものとありますが、どちらも安心して読めていいですね。
女性の機微をわかってくれる文章に共感します。
最後に登場してくる人以外、嫌な人がいないですが、それでも世の中の生きにくさからストーリーが生まれています。
旅に出て、自分を棚卸しって素敵な女性だな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月30日
- 読了日 : 2023年9月30日
- 本棚登録日 : 2023年9月30日
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