読了後、時計が欲しくなりました。
今やスマフォやケイタイで簡単に時間を知ることができる世の中、「時計という物は所詮、ただの物でしかない」という概念を見事に覆されました。
時計は自分と共に時を刻み込む相棒のような存在。
そう考えを改めました。
物語に流れる優しい雰囲気は、時計屋さんこと秀司さんが纏う不思議な魅力もあるのではないかと思います。
時計をさも人のように丁寧に扱う事ができる彼だからこそ、過去に修理したい思い出を抱える人々を前向きにしてくれます。
秀司さんとはまた違った不思議な魅力を持った、津雲神社の太一は、一体どんな存在なのでしょうか。ますます謎は深まるばかりですが。
そして何より気になるのは、秀司さんと明里さんのほわほわな恋愛もようです。
明里さんは普段はしっかり者で、他人に甘えることが出来ないのに、お酒が入るとあんなにかわいいなんて、反則です。何としても素面で甘えてもらいたいものです。勿論、秀司さんに。
3巻がとても楽しみです。
2014/01/12 読了
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年1月13日
- 読了日 : 2014年1月12日
- 本棚登録日 : 2014年1月8日
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