「モーリス」「ハワーズ・エンド」等で知られる作家さんの短編集。「アーサー・スナッチフォールド」のように主題化されてなくても、男性同性愛を示唆しているように思える作が多くて、やはり目を引く。とはいえH・G・ウェルズを意識して書かれたという、ディストピアSFの「機械は止まる」など、異色に思える作も含んでいる。ただ、一読したぐらいではさっぱり意味の取れない話も多いので、解題は欲しかったかな。まあ、ネットで調べればいくらも出てくるのだが。
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- 感想投稿日 : 2022年6月12日
- 読了日 : 2022年6月12日
- 本棚登録日 : 2022年6月12日
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