本作はオーガスト・ダーレスが生み出したキャラクターの一人、シュリュズベリィ博士を中心とする冒険譚であり、五人の語り部それぞれの目線からシュリュズベリィ博士とクトゥルフとその従者との戦いが描かれている。クトゥルフ神話において、魔術や呪物、兵器をこれだけら巧みに用いて神話生物と対決する作品は少ない。また現代兵器の威力から反射的にクトゥルフの強大さが伺い知れる作品でもある
語り部ごとに章が分かれていて、長編ではあるがクトゥルフ神話世界の中を巧みに再現しているので世界観を知りたい方にはオススメの作品である
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- 感想投稿日 : 2017年8月23日
- 読了日 : 2017年8月23日
- 本棚登録日 : 2017年8月23日
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