水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)

著者 :
  • 集英社 (2007年8月21日発売)
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感想 : 100
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いつもにも増して雑多な書き方になっている殴り書きメモ。

みんなが無性に楊令に会いたくなるのかわいい。
楊志の魂を引き継いでるからや!
楊志の遣った剣が楊令には刻み込まれている
楊令が子供らしくはしゃぐところを見れて安心した。かわいい。

孫公勝と樊瑞の死についての会話もよかった。暗殺は運命に対するちょっとした手助け。
死を友人に喩えるのはどの国も同じなのかしら?ハリーポッターにも出てきたから

やっぱり麦を待っていた晁蓋
李忠、、、戦いたかったよね、、、なんで足を切り落とすだけで私は泣いているの

李応ーーーー!!!!!スキー!!!!!!
李応の執事という生き甲斐を失った杜興。自分の価値に悩んで、心を病んだ兵たちを苛めながら自分の心を苛めた杜興。でもいざ実戦になると一番に突っ込んで行って誰一人死なせなかった。「腰抜けだ、おまえらは。一度勝ったぐらいで、いい気になるな」「腰抜けが」これは自分に言い聞かせてる言葉だ。
50にもなって自分の生き方を変えるって、相当ストレスがかかるし、兵の命も握ってると思うと苦しいだろうな……
腰抜けだとしても生きて戦うことを選ぶ漢たちは格好いい。眩しいくらい。

本能で動き出す王英に胸キュン。 
え、晁蓋殿、え、ごさ、え?

杜興かわいい…
意地でも主人は李応、これだけで漫画一本いける
スパ執、、、

飲み会で史進が兵を持ち上げて投げるの可愛すぎてびっくりした

史文恭さん、やはり長い暗躍の人生でひねくれてらっしゃるね、彼にとって晁蓋は眩しすぎる
そして暗闇に引き摺り込むことで自分の物にしたいんだ 自分の名を書いた矢を、なんと、ヤンデレ、やだ、きらい
小指を噛みちぎられたくらいで、理不尽になにかを奪われたなんて言うなよ、お前はいままでもそして今も私たちの大切な晁蓋を奪おうとしているじゃないか

顔が見たいって言われて宋江は喜んでたのに
毒で倒れて目に入るのが木の小さな芽で、もう春なのだと思った晁蓋はこの国の人のことを想っているのに、こんなに陽だまりみたいに暖かくて明るくてそこにいるだけでみんなが安心する、そんな人がいるから志がより意味を持つのに
宋江が待っているのに
お願いやから死なんとってよ。。。

解説コーナー
心が乱れたまま読んだ解説。今回は水滸伝の原典について淡々と書かれていて逆に助かった。実際の宋での叛乱についてとか。でもあまり頭に残っていない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年1月29日
読了日 : 2022年1月29日
本棚登録日 : 2022年1月22日

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