わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫 イ 1-6)

  • 早川書房 (2008年8月25日発売)
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「自分は なぜ生まれてきたのか」
「どうして生きているのか」
「誰のために生きているのか」
登場人物は、これらの問いに否応なしに巻き込まれていく…

テレビドラマ化(2016年)されたことがきっかけで読んだのだが、読めて良かった。
個人的には、音楽室のシーンが好き。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月13日
読了日 : 2021年3月9日
本棚登録日 : 2021年3月9日

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コメント 7件

まことさんのコメント
2022/02/13

workmaさん。初めまして。

いいね!ありがとうございます。
workmaさんも、この本、読まれたところだったのですね。
私も夕べ読了しました。
ドラマにもなっていたのはこの作品だったのですね。
同じ日に同じ本をレビューしたのも何かのご縁だと思います。
フォローさせていただきますね。
よろしくお願いします。

workmaさんのコメント
2022/02/13

まことさん。はじめまして。
コメント・フォローをありがとうございます(*^^*)
カズオイシグロさんは、2017年ノーベル文学賞が きっかけで知り、「日の名残り」「わたしを離さないで」を読みました。
昨日ブクログの本棚を整理してて、本書のコメントを書いてなかったのに気づき、遅まきながら感想を投稿した次第です(^^;

ブクログでの交流おもしろいですね…こちらこそよろしくお願いいたします。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2023/12/25

workmaさん
ドラマは観ていませんが映画は観ました。ショックが大き過ぎて何から消化して良いか判らなくなったのを思い出します。カズオイシグロは猫の中で、ゆっくりジックリ読むべき作家になった瞬間です。

workmaさんのコメント
2023/12/25

猫丸さんからのコメントうれしいです(*^_^*)
 たしかに…読んだあとにズシンと残るものがあり、深く考えさせられる内容でした…。登場人物の関係性が切なくて心に残りました。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2023/12/27

workmaさん
AI通して描く人間愛…カズオ・イシグロ、世界最速インタビュー(前編) : 読売新聞(2021/03/03)
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20210226-OYT8T50051/

此処に「『わたしを離さないで』は、(人間たちのために生きる)「提供者」を描くことで、より人間をうまく描けるのではないかと思いましたが、」とあるのですが、猫は最初、あるかも知れない未来を想像してゾっとし、読み返してからは人は人によって生かされているのだから感謝しなきゃ。
更に、、、と色々思いが交錯する作品です。。。

workmaさんのコメント
2023/12/28

猫丸さんからのコメントを読んで、
印象深いシーン以外は忘れてる部分もあるので…(^^)(ほとんどか?)
昨日からもう一度読み直してます。

 読み直して思ったのは、まず、導入キャシーが一人称で語り始めるところから…文章がほんとうに美しいんですよね…!情景も浮かび、読者は物語の世界の中へするりと入ってしまう…。文章が上手な作家さんの特徴ですね。
 もっと読みたいのですが、今寝台列車に乗って旅行中のため、電車酔いしないように、ゆるゆると読み進めていきます。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2023/12/28

workmaさん
良い旅を!

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