冬の生贄 下 (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2013年3月21日発売)
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本棚登録 : 86
感想 : 12
4

いつもの北欧ミステリー本と思って手に取ると
ちょっと毛色が違ってて面食らいました。
上巻を、モーリンのひとり語りにイライラしながら乗り越えると
下巻は、ぐんぐん展開のスピードが上がって、
いつもの北欧ミステリー本のペースだった気がします。
読み終わって、ああ面白かった!と思える作品でした。

個人的には、モーリンとゼケの印象が
デンマークのドラマ「キリング2」の主役の二人
サラ・ルンドとストランゲに被ってしまったおかげで
読みやすかったというのもあるかも。

最近のスウェーデンのドラマも小説も、
移民問題がテーマのものが多いですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スウェーデン
感想投稿日 : 2013年6月8日
読了日 : 2013年6月7日
本棚登録日 : 2013年6月1日

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