粒ぞろいの短編集。「見張り」は、困難に立ち向かってその時代を生きのびてきた人が歴史を作ってきたんだなって思わせてくれる。史学部のタイムトラベルのシリーズはどれもすごく好き。「クリアリー家からの手紙」は、読み進めていくと状況が分かってきて心底ぞっとする。主人公の絶望の深さが感じられる。最後の「月がとっても青いから」は、ロマンチック過ぎるかもだけど素敵なラブストーリー。よくこんなヘンテコなこと思い付くなあ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2018年2月2日
- 読了日 : 2018年2月2日
- 本棚登録日 : 2018年1月31日
みんなの感想をみる