わが愛しき娘たちよ (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-1)

  • 早川書房 (1992年7月1日発売)
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本棚登録 : 191
感想 : 27
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粒ぞろいの短編集。「見張り」は、困難に立ち向かってその時代を生きのびてきた人が歴史を作ってきたんだなって思わせてくれる。史学部のタイムトラベルのシリーズはどれもすごく好き。「クリアリー家からの手紙」は、読み進めていくと状況が分かってきて心底ぞっとする。主人公の絶望の深さが感じられる。最後の「月がとっても青いから」は、ロマンチック過ぎるかもだけど素敵なラブストーリー。よくこんなヘンテコなこと思い付くなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2018年2月2日
読了日 : 2018年2月2日
本棚登録日 : 2018年1月31日

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