1960~70年代のSF短編集。時代を反映して定常宇宙説とか量子ブラックホールとかが出てきて興味深い。そういった素材をもとにぞくっとさせる「ホール・マン」やミステリ仕立ての「中性子星」が面白い。でも1番好きなのは「無常の月」。異常に明るい月夜の一晩を過ごす恋人たちのロマンチックな話かと思ったら、ラストはこんな話になるとは。とても印象的。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2018年8月18日
- 読了日 : 2018年8月18日
- 本棚登録日 : 2018年3月12日
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