女性解放運動家のレイチェル・ウォレスの警護をすることになったスペンサー。独自のやり方を貫き誰の指図を受けないはずのスペンサーが、レイチェルや恋人のスーザンに男性的な考え方を批判されるのが面白い。素直に批判を受け入れるわけではないが、反発しながらもレイチェルを守ろうと必死になるスペンサーの心情の変化がよく分かる。誘拐されたレイチェルの事件はごく簡単に解決してしまう点は何だかなとは思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー(海外)
- 感想投稿日 : 2017年7月7日
- 読了日 : 2017年7月7日
- 本棚登録日 : 2017年5月13日
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