アルゼンチンから数学を専攻する留学生としてオックスフォード大学に来た「私」が語り手。下宿先の大家が殺された事件を発端に奇怪な連続殺人事件に巻き込まれる。殺人の直前に犯人から謎のメッセージを受け取っていた数学者のセルダム教授と共に、犯人の意図を読み取り事件の解明に挑む。
セルダム教授はもちろん、大家の孫娘ベスや「私」の恋人ローナも登場人物全てが怪しい。これは「私」が犯人かと考えたけど全然違った。場面転換がぶつ切りなところも、何故か不思議な雰囲気を醸し出している。
解説によるとクイーンの先行作のパターンと似ているらしいが、ほとんどクイーンを知らないので全く分からなかった。次作も出たようなので読んでみようかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー(海外)
- 感想投稿日 : 2023年11月29日
- 読了日 : 2023年11月29日
- 本棚登録日 : 2023年10月29日
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