人間という不可思議な生き物について、悪魔が世界を交えて物語っていく。
なんて興味深い作品なんでしょう。
人は、命を維持し学び生殖していく欲望の陰に、衰退堕落し死へ向かう願望を持つ。なぜこんな矛盾を抱えて生きるのか。
メフィストはただ、動く世界と生きる人間を物語るだけであって、不思議なのは生命それ自体なのではないだろうか。
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- 感想投稿日 : 2013年3月5日
- 読了日 : 2013年2月17日
- 本棚登録日 : 2013年1月8日
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