『姉の結婚』というからには妹視点かとおもいきや、主人公が姉でした。
じぶんそっくりの女と結婚した中学の同級生(元不細工、現イケメンで精神科医)の真木につきまとわれて、しかたなく(?)似非不倫関係を続ける、救われないシチュエーションの私。さてはて、これからどうなることやら。
妹の科白が印象的(2巻57ページより)。
”モテてモテて!そのなかから王子様を選ぶのよ
王子様っていうのはね ”一番 自分を大切にしてくれる人”のこと
”一番自分が好きな人”じゃなくてね
だって
恋も愛もいつか冷めるもの
”きらいじゃないわ”ぐらいがちょうどいいのよ”
こなれているぶん、聡いのか。
真木はいったいどうしたいのか、誠実ってなにをいうのか。
さきの見えない展開。(というか、いずれにしても救われなさそうな展開)
2巻まで読了。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
まぁまぁ面白かった
- 感想投稿日 : 2012年1月7日
- 読了日 : 2012年1月7日
- 本棚登録日 : 2012年1月7日
みんなの感想をみる