ゲーテの二度にわたるイタリア旅行の本。第二次滞在の下巻ではオウィディウスに始まり、オウィディウスに終わるという秀麗な本。最後のミラノの女性とのエピソードは落涙物である。
さすがはゲーテ。
難点としてはひたすらに長いこと。日本では一般人にはまったく知られていない芸術家達の作品群がずらずら出てくるので、ついていくのがちょいとつらいときもある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学・神話・宗教・民族
- 感想投稿日 : 2006年11月30日
- 読了日 : 2006年11月30日
- 本棚登録日 : 2006年11月30日
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