イタリア紀行(上) (岩波文庫 赤405-9)

  • 岩波書店 (1960年4月5日発売)
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感想 : 16
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ゲーテの二度にわたるイタリア旅行の本。第二次滞在の下巻ではオウィディウスに始まり、オウィディウスに終わるという秀麗な本。最後のミラノの女性とのエピソードは落涙物である。
さすがはゲーテ。
難点としてはひたすらに長いこと。日本では一般人にはまったく知られていない芸術家達の作品群がずらずら出てくるので、ついていくのがちょいとつらいときもある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・神話・宗教・民族
感想投稿日 : 2006年11月30日
読了日 : 2006年11月30日
本棚登録日 : 2006年11月30日

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