かみにえともじ

著者 :
  • 講談社 (2012年8月10日発売)
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本棚登録 : 216
感想 : 36
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はじめて読む本谷有希子さんのエッセイ集。
なるほど、こういう女性があんな小説を書いているのか〜とやけに合点がいった気分です。褒めてます。
自意識過剰というか、「まわりからどう思われているか」を気にする小心者な面と「どう思われていたってかまわねえ」と開き直る面とが自由自在でおもしろかった。情緒不安定なとこも魅力。
演出家としての姿もたくさん書かれていて、劇団のほうにも興味が湧きました。

環境や時代で「自分を〇〇な人間だと思い込む」ことができる。今はなんとなく悪女を装っている話。
受験勉強でストレス溜まったときに窓から身を乗り出して屋根に積もった雪に突っ伏してた話。たまたま目撃した人から死体に見られたくて。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2018年8月1日
読了日 : 2018年8月1日
本棚登録日 : 2018年8月1日

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