10代の子どもの心のコーチング―思春期の子をもつ親がすべきこと (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所 (2010年10月1日発売)
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『子どもの心のコーチング』思春期版。

p65 「できない」と「しない」には、大きな違いがあります。「できない」と言っている間は選択がありません。ところが、「しない」を選択した瞬間に、「する」という選択が生まれます。

p81 私たちのところに生まれてきて、生きている以上のことをしてくれるとしたら、それはすべて特別な贈り物です。それ以上の贈り物を無理に引き出そうとしてはいけません。

p83 親の子どもに対する感謝が信頼を生み、信頼が親への尊敬になって返ってきます。この相互関係が、かつては存在し、今はなき「畏れ多きもの」にかわって、子どものシールドとなって子どもを守るもののひとつではないかと思います。

p88 そして、子どもを信頼することは、とりもなおさず、親自身が自分を信頼することから始まります。自分を信じてみてください。「私は大丈夫!」と。すると、自分はその信頼にこたえられる人であることがわかります。そして、子どもを信じてください。「あの子は大丈夫!」と。彼らはその信頼にこたえようとしてくれます。

ハァ、育児って本当どんどん悩みがアップデートされていく気がするよ。
娘がこれから思春期という荒れた大海原をなんとか渡っていけるように、あくまでも私は理性的なコーチなのだという姿勢を忘れず、あまり思い詰めすぎず、サポートしていきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 育児本
感想投稿日 : 2023年1月20日
読了日 : 2022年12月29日
本棚登録日 : 2022年12月29日

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