炎の岳: 南アルプス山岳救助隊K―9 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2018年10月27日発売)
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感想 : 13

山梨県警山岳救助隊の静奈と夏実が、岐阜県に講演に招かれる。無事に講演を終えたが近隣の新羅山(仮想の山)に噴火の兆候が。約100名の登山客に下山要請をするが、取り残された登山者の救出活動にあたる。それとは別に誘拐犯と人質の少年、更には殺し屋が山中に。静奈、夏実とバディのシェパードのバロン、コリーのメイが必至の救出劇。やがて、マグマ噴出の噴火、火砕流が流れ炎に包まれていく。御嶽山と普賢岳を思い出す。臨場感溢れるクライマックスに手に汗握りながら読了。バロン、メイの勇敢さと絆に感激した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年5月16日
読了日 : 2020年5月16日
本棚登録日 : 2020年5月16日

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