わが闘争(下)―国家社会主義運動(角川文庫)

  • KADOKAWA (1973年10月12日発売)
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感想 : 37
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上巻よりも更に斜め読み。難解。
ほとんど頭に入ってないかも……

私は否定的な感情を盾にしながら、覗き穴から常にチラチラ…怖いもの見たさとはこのこと。

ヒトラー。彼が独裁者になる前の本である。
国家社会主義ドイツ労働者党の党首として、彼は民主主義を民主主義で破壊し、最も優秀なヒトラーが大ドイツ帝国の復活を成すことに全てを懸けて行く。

彼はユダヤ人を世界から駆逐し、共産主義を倒し、最も崇高なアーリア人種の世界を作ることを夢見た。

その後、首相から国家元首として、独裁者に君臨し、ことごとく思想の具現化を進めるに至る。

よくもまあ、こんな本を書いたなぁと思う。
その時代にしか起こり得ない英雄的な発想と、狂乱の大衆扇動はたしかに、高揚感すらある。

ちなみにヒトラーの首相就任演説は一見の価値有り。
YouTubeなどでも見れるので、チェケラ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月28日
読了日 : 2020年6月28日
本棚登録日 : 2020年5月15日

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