身近に起こる予感がする話。
覚悟して読むべし。
朝起きると虫になっていた者。
家族が虫に変わり、同時に稼ぎ頭を失った家族。
解釈が分かれるであろう内容。
読者として、何に悲しみ、何に嫌悪しているのか。読んでいるうちにわからなくなってくる。
ふと頭によぎったことは、離れた実家のこと。今は亡き祖父。認知症の祖父を介護していた両親。当時、何も無く平穏な日々だったはずがない。
重要な作品だと思う。
読了。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年6月21日
- 読了日 : 2021年6月21日
- 本棚登録日 : 2021年6月21日
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