ごん狐

著者 :
  • 2012年9月27日発売
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本棚登録 : 163
感想 : 23
3

導入は『小さい頃に聞いた話』という部分から始まる。
優しさが住むのは寂しさと寂しさの間か。
まさに孤独。

以下、ネタバレ有り。(備忘録)
いたずら好きのごん狐が、兵十の獲物をバラして逃げたが、それが死に際の母親へのごちそうと分かり、反省する。一人になった兵十に同情し、共感を抱いたごん狐は、毎日密かに食料を運んだ。
それが、ごん狐の出来るせめてもの償いであった。

しかし、罪を償うこと、それが許されることには成らず......

毎日の食料を運んでいたのが、あの憎き狐だったとは。
兵十の心境や如何に。

読了。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月16日
読了日 : 2021年6月16日
本棚登録日 : 2021年6月16日

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