導入は『小さい頃に聞いた話』という部分から始まる。
優しさが住むのは寂しさと寂しさの間か。
まさに孤独。
以下、ネタバレ有り。(備忘録)
いたずら好きのごん狐が、兵十の獲物をバラして逃げたが、それが死に際の母親へのごちそうと分かり、反省する。一人になった兵十に同情し、共感を抱いたごん狐は、毎日密かに食料を運んだ。
それが、ごん狐の出来るせめてもの償いであった。
しかし、罪を償うこと、それが許されることには成らず......
毎日の食料を運んでいたのが、あの憎き狐だったとは。
兵十の心境や如何に。
読了。
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- 感想投稿日 : 2021年6月16日
- 読了日 : 2021年6月16日
- 本棚登録日 : 2021年6月16日
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