スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション [DVD]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
スターウォーズシリーズの第一作。
初めて本作を鑑賞したのは10年ほど前になる。
エピソード1を先に見てストーリーの前提は大体わかっていた。
当時は退屈な映画に感じたが今回は非常に楽しめた。
まず、映像が77年公開とは思えないほどキレイ。
と思ったらDVDでは色あせたネガを修復させ、新たにCGで追加されたものもあるとか。
砂漠でクリーチャーがトルーパーを乗っけてるシーンを見て、「この時期にこんな技術があったのか」と感動してたのに。
さて、ストーリーについて。
予備知識なしで、本作だけでは背景について理解しきれなかったのではないかと思う。
というよりむしろ、全てにおいて説明不足な印象。
(それが本シリーズの良い点であるのは言うまでもない)
当時のオーディエンスは何に惹かれたのだろうか。
観ていて感じたのは、シリアスな中にコミカルが織り交ぜられていること。
例えば、レイア姫の故郷の星が帝国軍により破壊された直後にも笑いを誘うシーンが差し込まれていたり
全体を暗くさせない工夫を感じた。
つい今しがた、Wikipediaの解説を読んでいて、”一般的なSF映画に分類されるが、内容は娯楽映画の見本市”という一文で、私の感想に確信を得た。
また、本作では黒澤映画の影響を多分に受けたことをジョージ・ルーカスは隠していないが、ライトセイバーでの殺陣シーンはもうちょっとどうにかならなかったものか。
殺陣や特撮技術も含め、今後の進歩が楽しみとなる一作目であった。
- 感想投稿日 : 2014年7月18日
- 読了日 : 2014年7月18日
- 本棚登録日 : 2014年7月18日
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