好きな作品。 自分が生まれる前の高校生、という感じがしないのは、結局が95年当時の30代になった彼女達があの頃のことを思い出しているから? 新国女子校に通う文芸部の6人は、内4人が高等部からの編入生「アウター」。異端児とされる彼女たちの周りで起こる事件。犯人にされたり、探偵になり損ねたり。 殺人事件の犯人は誰なのか。場所は仲間の結婚式。各々が回想の中で事件と、想い出を辿る。最後に辿り着いた犯人は… 女子高生の『通常』とはかけ離れた彼女たちが面白い。やっぱり子供と思うところも、達観しているところも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2022年10月2日
- 読了日 : 2022年2月8日
- 本棚登録日 : 2022年10月2日
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