マンゴーと手榴弾: 生活史の理論 (けいそうブックス)

著者 :
  • 勁草書房 (2018年10月30日発売)
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本棚登録 : 436
感想 : 22
5

社会学においての調査。
質的調査と量的調査がある。

質的調査→興味深いが曖昧である
量的調査→つまらないけど確か

岸さんの聞き取り調査は、個人の語りに注目した質的調査であり、曖昧さの解消のためにそれをどうやって調べていくかを詳細に記述していた。

この調査には、事前のアポから、調査後のお礼も含め、人と人との繋がりの中で本が生み出されていくのかなと。

戦時中のおばーおじー達のリアルな声を、
こうやって残してくれる著者に、
ありがとうといいたくなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年5月20日
読了日 : 2022年5月20日
本棚登録日 : 2022年5月20日

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