凄腕の忍びの無門、飄々と人を殺めるのだが女房のお国には頭が上がらない。あんだけ冷酷に見えるがお国には甘く弱いギャップが面白い。
他の下人達も感情よりも銭金、損得勘定で簡単に手のひらを返す伊賀者の当たり前が殺伐としているが、あまりにもハッキリしているので気持ち良くも感じる。
最期は無門もお国も互いの大切さに気づくも、時遅かった。その後の無門の復讐の大きさが歴史を動かすほどだったのだ。怒りと愛を感じた。
終わり方も無門と文吾の意地をみせる感じであり、その先も想像を掻き立てられ良かった。
石川五右衛門もこの先も活躍するから、、、どうなんだ?
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- 感想投稿日 : 2023年10月2日
- 読了日 : 2023年10月2日
- 本棚登録日 : 2023年10月1日
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