スヌーピー&暗い嵐の夜だった (スヌーピーの小説シリーズ)

  • 太田出版 (2011年10月18日発売)
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本棚登録 : 88
感想 : 10
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スヌーピーは1965年に初めてタイプライターを屋根の上に乗せてからず~~っと小説を書いています。
出版社に原稿を送れば"2度と送らないで欲しい" とか"うちの会社が何か悪い事でもしましたか?"との返事が返ってきます。
確かにスヌーピーの書く小説の内容は意味不明です。
それと言うのも彼の小説は「英国文学史上最悪の冒頭文」と言われたエドワード・リットンが書いた小説が元ネタになっているからです。史上最悪な冒頭文を使った小説で悪文コンテストに応募すべき作品なのです。
めげずに繰り返し投稿する事に面白さがあります。
この小説はコミックの中では完結した作品の発表はありません。
でも1971年に実際に出版されていたのです!
日本では未公開の本を復刻し翻訳は谷川俊太郎さんで英語版&翻訳版の両方が楽しめます。
スヌーピーの頭の中を覗いてみて下さい。きっと彼の事がもっと好きになります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸書
感想投稿日 : 2011年10月17日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年10月17日

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