小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ

著者 :
  • 大和出版 (2013年4月16日発売)
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感想 : 76
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サクサク読めるので甘く見ていたが、結構いいこと書いている。仕事に活かせそう。
今に大切するマインドフルネスがデイケアなどで提供される理由もわかった。

せっかくなので、わたしのありたい姿も残しておく。

・わたしは、強いではなく柔らかい心でありたい
・わたしは、人の願いに寄り添い、変化を喜べる人でありたい
・わたしは、自分自身も知らないことを学び、変わりたいと思うことを忘れないでいたい



☆DOの自信
成果による自信は状況に左右される。評価によっても左右されるが、そもそも評価自体が評価者によっても変わるような不安定なもの。

☆BEの自信
自分のあり方や姿勢(〇〇でありたい、〜したい)に対するそこはかとない肯定感、安心感
これはできた、できないではない。べき(評価が伴う)ではなく、したい(方向性)。
できなくても、あり方を思い出して、今に集中する。それを良い感じだなあと思うこと。
成果を気にしすぎると、今に集中出来ず、結果的に成果も下がる。
見失っても取り戻せるのがBEの自信(あり方)。なので、完璧を目指すのではなく、できるだけ。
この上に、DOの自信を積み上げていく。


☆なりすましの「自信のなさ」
1.自信のなさ=不安が混同されることがある。
未知の状況への不安は感じるしかないが、できるかどうかを心配するのは成果に目が向いているから。
その中でも、どんな自分でありたいかを思い出し、行動していくと不安も軽減され、
不安の中でも自分に対して良い感じ方ができる。

2.心が衝撃を受けたとき
他人の素晴らしいニュースを聞いた時など
もとのやっていたことに戻り、
今はこれでいいと捉えること。
現状は色んな事情の上に成り立つので限界がある。今はこれでいいと現状を受け入れる勇気。
その上であり方を思い出して動くと、前進する。

☆自信の感じ方
1.他人にどう見られるかではなく、自分はどう思うか。また、相手を知るつもりでコミュ取る。
2.相手の反応を想像して不安になるより、現実の相手の方が優しい。

☆批判を交わす方法
1.批判的なトーンは気にせず、内容で必要な部分を取り入れる。
2.批判する人は、今はこれでいいと思えない、自信がない人。相手の不安には巻き込まれない。
3.そうですか、すみません
(あなたはそう思ったのね)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年8月1日
読了日 : 2020年8月1日
本棚登録日 : 2020年8月1日

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