精進百撰

著者 :
  • 岩波書店 (1997年2月20日発売)
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感想 : 7
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心筋梗塞で、心臓の三分の二が壊死した状態で、長野の山荘で畑を耕し、自ら調理し過ごす日々。
なぜそのような生活を送ることになったかと言うと、病院の料理が豪勢過ぎたから。(特別室だからね)
病院での生活ではお腹がすくはずもなく、ほとんどを残してしまったという。
だから大量の薬と点滴で、自分の心臓を医者に預けるような生活が嫌になった、と。

そうして山荘の生活をはじめて長く健康に過ごせるのだから、人それぞれにあった生活ってあるのだなあ。
私はある程度都会じゃないと生きていけないので、山荘暮らしは無理だけど、手を、身体を使った生活をしたいとは思っている。
できるかどうかはまた別の話。

精進料理といえ、揚げ物が多いのにびっくり。
だけど肉や魚を食べないのだから、揚げ物のカロリーくらいは特に問題ないのか。

出汁をとった後の昆布を梅干しと煮詰める。
これは作ってみようと思った。

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感想投稿日 : 2022年5月22日
読了日 : 2022年5月22日
本棚登録日 : 2022年5月22日

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