目次
・わたしたちが、クマのプーやミツバチとお友だちになり、さて、お話ははじまります
・プーがお客にいって、動きのとれなくなるお話
・プーとコブタが、狩りに出て、もうすこしでモモンガ―をつかまえるお話
・イーヨーが、しっぽをなくし、プーが、しっぽを見つけるお話
・コブタが、ゾゾに会うお話
・イーヨーがお誕生日に、お祝いをふたつもらうお話
・カンガとルー坊が森にやってきて、コブタがおふろにはいるお話
・クリストファー・ロビンが、てんけん隊をひきいて、北極(ノース・ポール)へいくお話
・コブタが、ぜんぜん、水にかこまれるお話
・クリストファー・ロビンが、プーの慰労会をひらきます そして、わたしたちは、さよならをいたします
『クマのプーさん展』の前に読みたかったのですが、展覧会を思い出しながら読むのもまた乙なもの。(ちょっと負け惜しみ)
人間の子どもはクリストファー・ロビンだけですが、プーもコブタもフクロも子どもそのも。
イーヨーはおじさんっぽい語り口ですが、中身はいわゆる「かまってちゃん」
「クマのプーさん」なんてタイトルなものだから、しっかり者の頼れるアニキみたいに感じていましたが、クリストファー・ロビンは「ばっかなクマのやつ!」って言うんです。
ハチミツを見ると食べたくなっちゃう。
食べたらそのこと忘れちゃう。
心のままに行動するプーは、たしかに「ばっかな」、でも愛すべきクマ。
有名な、プーがウサギの家で食べすぎて、お腹がつかえて家から出られなくなったお話。
一週間絶食してお腹が引っ込むのを待っているプーに、クリストファー・ロビンが本を読んであげるシーンの挿絵を見ると、どうもジャムについて書いてある本らしい。
なかなか辛辣な少年です。
大雨で孤立してしまったコブタを助けに行く話が好きです。
これはプーが結構頭と体を使って頑張る話。
友だちのためなら、頑張れる。
- 感想投稿日 : 2019年4月9日
- 読了日 : 2019年4月9日
- 本棚登録日 : 2019年4月9日
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