ドリトル先生のキャラバン (岩波少年文庫 26 ドリトル先生物語 6)

  • 岩波書店 (2000年6月16日発売)
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団長としてサーカス興業を成功させたドリトル先生は、とびきり上等の歌声を持つカナリアのピピネラに出会い、カナリア・オペラの公演を企画して大成功。

鳥たちのうたを譜面に起こし、ピピネラの人生(鳥生?)を鳥たちのコーラスで表現する。
言葉は通じなくても、芸術は人間を感動させることができるというのがドリトル先生の持論。

成功者として有名になったドリトル先生は、動物たちのためになる商品のCMをしたり、動物銀行を作ったり。
アヒルのダブダブが最初から「先生はいくらお金を稼いでも、みんな使ってしまう」と心配していたが、本当に懲りないひとなのである。

もう少し動物たちが自立できるようなお金の使い方をすればいいのにと、大人の私はつい思ってしまう。
読むのに適した年齢を外してしまった寂しさを感じる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年9月28日
読了日 : 2017年9月28日
本棚登録日 : 2017年9月28日

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