団長としてサーカス興業を成功させたドリトル先生は、とびきり上等の歌声を持つカナリアのピピネラに出会い、カナリア・オペラの公演を企画して大成功。
鳥たちのうたを譜面に起こし、ピピネラの人生(鳥生?)を鳥たちのコーラスで表現する。
言葉は通じなくても、芸術は人間を感動させることができるというのがドリトル先生の持論。
成功者として有名になったドリトル先生は、動物たちのためになる商品のCMをしたり、動物銀行を作ったり。
アヒルのダブダブが最初から「先生はいくらお金を稼いでも、みんな使ってしまう」と心配していたが、本当に懲りないひとなのである。
もう少し動物たちが自立できるようなお金の使い方をすればいいのにと、大人の私はつい思ってしまう。
読むのに適した年齢を外してしまった寂しさを感じる。
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- 感想投稿日 : 2017年9月28日
- 読了日 : 2017年9月28日
- 本棚登録日 : 2017年9月28日
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