本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身XII」 (TOブックスラノベ)
- TOブックス (2023年12月9日発売)
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感想 : 10件
第五部ついに完結!
古代の大規模魔術の成功。
からの意識喪失のローゼマイン。
フェルディナンドの献身で記憶復活。
あらためて家族の愛情を目の当たりにし、身を引こうと選択肢を並べるのは、実にらしい。マインの選択。その理由もマインらしい。これも愛。
そしてエーレンフェストからの別れ。
特にリヒャルダとの別れはグッと来る。挿絵にしたのもわかる。
身内の別れの温度差は納得。
そしてWebから大幅に加筆されたのがエピローグ。
ルッツがさりげなく今までの思い出を簡単に語ってくれたのがよい。
いろいろあったなとしみじみ。
夭折を回避できたのは奇跡だろう。
家族にフェルディナンドお披露目。
ブレないギュンターはさすがである。
またね、のラストもよい。
挿絵がすべて的確なシーンに添えられてたことも満足。
本好きの世界はまだ終わらず。
次はハンネローレ様。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
異世界ファンタジー
- 感想投稿日 : 2024年4月11日
- 読了日 : 2024年4月13日
- 本棚登録日 : 2024年4月10日
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