私にとって名文って何だろう、どんなものだろう。
本書において、くすっと笑えたり、なるほどと思う文はあったけれど、おお…名文と思う感じは受けなかった。
一方で、日本語って美しいと言ったらありきたりな言い方だけど、濁点があるかないかで、意味が変わる、 おもしろいものだなと感じた。
電報は結婚式で披露されるもの程度で、今はメールや電話、コミュニケーションアプリで連絡が取れてしまうから、文章の勘違いは減ったかもしれない。おもしろみが減ってしまったのかもしれない。
いろんな文章も、その人のフィルターを通せば、共通点が出てきて、分類ができて、考察ができて、深みが出る。違った一面が見える。本の発想としてはおもしろい1冊と思われました。
だった1文でも人を惹きつけられる、キャッチコピーほどではなくても、そんな文章が生み出せたら素敵。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年9月11日
- 読了日 : 2020年9月10日
- 本棚登録日 : 2020年8月10日
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