三十年前に非業の最期を遂げた画家、鷲沢絖。かつて鷲沢邸には幻の画家ラ・トゥールの絵があった。時価数億円とも言われる彼の絵はどこに消えたのか。絵を遺贈されることになった紗貴は、敵対する絖の孫鋭士とともに、その行方を追い始める。親子三代にわたる愛憎。真の敵は紗貴の恋人か鋭士か。真贋判定やオークション、絵画の謎を軸に、人間の裏と表を描く。最後に笑うのはいったい誰ー。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ピカレスク小説
- 感想投稿日 : 2018年6月9日
- 読了日 : 2017年8月15日
- 本棚登録日 : 2017年8月15日
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